乳製品がニキビの原因⁉
近年、様々な研究において、ニキビの発症と乳製品の関連が報告されています。
乳製品に含まれる「IGF-1」と「カゼイン」がニキビの発症の原因の一つとして挙げられているのです。
IGF‐1
成長因子の一種で、成長ホルモンの働きを助けてくれます。
成長ホルモンが、成長期の子供にとって重要な働きをしていることはご存じかと思いますが、細胞の修復や疲労回復なども行うため、大人にとっても必要不可欠なホルモンです。
しかし、摂取しすぎることで、皮脂の分泌を盛んにするホルモンも増えてしまいます。
カゼイン
カゼインは、タンパク質の1つです。
私たちの体で消化されにくいという特徴があり、腸の壁を傷つけ、炎症を引き起こしてしまいます。つまり、リーキーガットを引き起こしやすいのです。
リーキーガットの状態では、ニキビなど肌荒れも起こりやすくなってしまいます。(リーキーガットについては別途ご説明します!)
※乳製品を全く摂らないほうがいいと勧める意図はありません。乳製品には栄養素も含まれているため、適度な摂取が望ましいです※
ニキビと「さよなら」するための乳製品との付き合い方
▢自分の適量を知る
「牛乳は一日コップ一杯まで」「ヨーグルトは1日1カップまで」など自分でルールを決めて挑戦。お肌の変化が現れる量を探してみましょう。
▢乳製品に変わる代替品を見つける
「コーヒーに牛乳ではなく豆乳やオーツミルクを入れてみる」など、今まで乳製品を使用していた場面で、別の食品や植物性の食品に置き換えてみる。
なにごとも上手に付き合うことが大切‼
私の場合、繰り返す顎ニキビに悩んでいました。顎ニキビは深いと痛いし、赤みも強く出るのでとても気になります。
洗顔やスキンケアを見直したり、定期的にモザイクなどの施術も受けたりしてましたが、なぜか顎ニキビだけよくならないんですよね。あまりにも繰り返すので色素沈着にもなりやすく、とてもストレスを感じていました。
そのころの習慣として、コーヒーには牛乳を入れて毎朝飲んでいました。休みの日は2~3杯飲むことも多かったです。
また、ヨーグルトでチーズケーキを作ったり、鉄分入りのチーズなんかもよく食べていました。
たまたま、牛乳を無調整豆乳にした時期があったのですが、ニキビが落ち着いて快適でした。日々のスキンケアや美容施術の効果が表れたと思っていたのですが、しばらくするとまた繰り返すようになったんですよね。
その時に「なんでだろう…。」と生活を振り返っていて、牛乳を摂取していない時期と被っていたことに思い当たりました!そこで関連性を調べてみたところ、上記で述べたように実際に研究結果として報告されていたんです。
もう一度、牛乳を無調整豆乳に変えたところ、ニキビが落ち着き始めました。また、小鼻周りの皮脂も溜まりにくくなっていました!
いろいろ試してみた結果、牛乳の場合、1日1杯までであればニキビができることはなかったので、1日200ml以内を目安にしています!
もちろん、栄養素も含まれていますし、生活の中から排除することができないので、「適度に摂取」するようにしています。
スキンケアなどを工夫しても、皮脂分泌が多くて困っている方や、繰り返すニキビに困っている方は、ぜひ乳製品の摂取量も見直し、自分の適量を探してみてください!